コーヒーロースター 佐原 悠夏(さはら ゆうが) プロフィール
私が大切にしている価値観は「心を笑顔に!」
体も心も無理をしない、自然体の自分でいることを大切にしています。
今の仕事をするに至った背景やきっかけ
コーヒーとの出会い
大学卒業後、家電業界メーカーに勤務。縦社会の中で上司の言われた通りにやれ!と言われる環境に疑問を抱きつつも、うまくやらなければと自分を抑えて過ごした平日。
楽しいはずの週末も当時お付き合いしていた人とはすれ違いが続き、沈んだ日々の積み重ねに一人ぼっちになったようで心が疲れていました。
そんな時に友人のお母さんが出してくれた一杯のコーヒー。
初めて飲むアピールが強い酸味に思わず「これ何!?」と飲む手が止まりました。
一口、二口と飲み進めるにつれて、更に強くアピールをしてくる酸味。そして少しずつホッと落ち着きリラックスした気持ちを取り戻している自分に気がつきました。
つらいときはホッと落ち着かせてくれる。
楽しい時は寄り添ってくれる。
ただ横にいるだけのコーヒーが、まるで隣に味方ができたかのように感じました。
なぜ焙煎を選んだ?
コーヒーへの恋心(?)が芽生え、日常にコーヒーを取り入れる習慣がついたものの、仕事と子育てに奔走する日々を過ごしていました。そんな時にネットの特集記事に、「コーヒーは焙煎(豆の焼き方)で自由に味を変えることができる、自分で決める」という記事に目が留まりました。
「自分で決める」
この言葉が私を突き動かしました。
コーヒーの魅力と自分で決めるが重なり、2013年にスペシャルティコーヒー業界への転職を決意しました。
(焙煎だけでなく、生豆の品質や淹れ方など味に影響を与える複数の要因があることは後々に知っていくのですが汗)
コーヒーの知識や技術習得をしようとコーヒー屋を掛け持ちして働き始めました。
自分にきっかけをくれた酸味の強いコーヒー。あの衝撃と体験を多くの方にも知って頂きたい!と躍起になってお客様に伝えていたら、お客様からふと「やっぱり酸味が強いのはちょっと…」と少し曇った顔を見た時にハッと気づかされました。
自分で選ぶことを大切にしていたのに、
いつの間にか自分が押し付ける側になっていたことに気がつきました。
一方的に指示を出す上司と同じ「こうあるべき」が自分に重なった恥ずかしい思い出です。
人それぞれ定義が違う。
どれがいいかはその人が決める。
豆の焙煎も同じです。
「この豆は深煎りでなければいけない」
焙煎を始めた頃はそんな固定観念を抱いていたものです。(この豆の深煎りが好き❤ならOKですが)
好みも焙煎も人それぞれです。
そんな認識を持ったからか、最近では「前に飲んだ豆で、もう少し酸味を抑えたのが飲んでみたいんだけど…」そんな声を届けて頂いたことがあります。同じ豆でも焙煎の度合い(浅煎りや中煎りなど)で風味が変わるため、期待に応えたいとオーダー焙煎をしました。
自分の中の固定観念を手放せたからこそ、新たな視点を持ち、焙煎の幅が広がったことは財産の一つとなりました。
実績やお客様の声
スペシャルティコーヒー豆の焙煎、通信販売、イベント出店など。
「コーヒーを自分で淹れられるようになりたい!」との声があり、「初めてでもおいしい!コーヒーの淹れ方」ハンドドリップ講習会を開催。「自分で淹れたのにおいしくできた!」とほくほくとした笑顔が強く思い出に残っています。
名古屋市役所より「食とSDGsセミナー」にてコーヒー×SDGs講演。参加者の皆さまが笑顔になれるようその場でハンドドリップコーヒーを提供。
お客様に約束できること
「コーヒーは〇〇だ」(苦い、酸っぱい)と思っていた私が/「こういうものだ」を手放して、
1杯のカップからたくさんの風味が楽しめるものと知り、/「無限の可能性を知り」
自分好みのコーヒーを選び、ほっとする時間を過ごすことができる/「自分で選び、楽しめる時間を持てる」
コーヒーを通じて、心から笑顔になるしあわせの時間をつくりたいと思っています。
つらい時、楽しい時、ゆっくりしたい時…
どんな時でも寄り添う最高のパートナーをお届けします!
パーソナルな情報
趣味
・テニス(中学で軟式。高校~大学で硬式。社会人で再び通い始めたテニススクール初日に左足親指を脱臼して今はお休み中)
・ゴルフ(初心者です。コースデビューを目指してコツコツと打ちっぱなしでがんばっています)
・旅行(世界遺産が大好きです。子供の頃からずっと見たかったピラミッドを目の前にした時は、圧倒的な迫力と存在感に目が釘付けになりました。大自然や建造物の前で己の小ささを再認識し、心と体をリセットするのが心地いいです)
・おいしいごはん屋さん巡り(食べるの大好き!お寿司、ハンバーグ、ラーメン、スイーツ…家族や友達とおいしいものを食べて過ごす時間は最高です!)
・健康意識(朝食からサラダや肉(お値打ちな豚小間)を皿一杯もりもりと食べる。さぼりがちな筋トレはオンラインで筋トレ仲間と励まし合いながら継続中!)
・肌ケア(肌が弱くてかゆみやぶつぶつに悩まされ、一時は抗がん剤を薄めた薬を処方される程でした。このままではいけないと、肌にやさしいものや体にいいものへ興味がむくむくと湧き、クレイパック、クレイで作ったファンデーション、手作りコスメを作るなど日ごろからケアを惜しみません)